本校の創立記念式典が本校同窓会である群青会会長の西村典久様にご列席いただき、本校体育館において11月1日(木)に実施されました。
井之上校長より式辞があり、本校の沿革と新設校から飛躍した現状を述べられました。また式辞の中で、卒業生の言葉を紹介され、「担任の先生の言葉に耳を傾けてください。授業や勉強も大事と思いますが、部活動や学校行事に積極的に参加してほしい。」と高校生活を大切にしてほしい旨を在校生に語られました。
西村群青会会長は、「香住丘高等学校が新設される際に、初代山近校長が塾を訪れた時、塾の生徒にどのような学校か分からない香住丘を勧められないと言われた。しかし翌年には塾を訪れた時に、お茶をいただき、話を聞いていただいた。これでやっと認めていただいた。」という設立当時の話をしていただきました。
34年の歴史の中で、先輩方の様々な苦労の上に現在の香住丘があることを認識し、今後とも更なる発展を誓い、創立記念式典を終えました。
井之上 浩幸校長 西村 典久群青会会長
創立記念式典の後、芸術鑑賞会として、今年度は中国雑技を鑑賞しました。大半の生徒は初めての中国雑技で、喜んで鑑賞していました。
雑技とは世界的な公演芸術であるサーカスのことで、中国では曲芸や奇術など様々な芸能を雑技といいますが、アクロバティックな技や素晴らしいバランス感覚を楽しむ技などがあります。また『変面』という高速で被っている面を変える芸があり、生徒はその瞬間を見逃すまいと必死に見ていました。また、生徒も参加して簡単な雑技にチャレンジしました。
実際の雑技を目の前にして、日々の鍛練のたまものであることを実感しました。これからも芸術鑑賞会を通して、生徒には世界の文化や芸術の素晴らしさに触れ、感性を豊かにしてもらいたいものです。
獅子舞にかまれている生徒 花瓶を複数支える技
左の面が一瞬で右の面へと「変面」
一輪車に乗ってお椀を頭でキャッチ 生徒も簡単な雑技にチャレンジ
皿回し 頭の一点で机を支えています
最後に積み重ねた椅子の上で倒立 中国大黄河雑技団のみなさん
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